インストール & セットアップ

まずターミナルを開こう

Claude Codeを使うには「ターミナル」という画面を開きます。 難しそうに見えますが、文字を入力するだけの画面です。

ターミナルの開き方

  1. キーボードの Windows キー を押す(画面左下のスタートメニューが開きます)
  2. そのまま「Terminal」と入力する
  3. ターミナル」というアプリが見つかる
  4. 右クリック → 「管理者として実行」を選ぶ

「管理者として実行」を選ぶ理由:インストール時にPCの設定を変更するため、通常より高い権限が必要です。ハッカソン中だけなので心配ありません。

ターミナルが開くと、黒や青の背景に文字が点滅している画面が表示されます。 ここに文字を打ち込んで Enter を押すと、PCに命令を出せます。


Git をインストールする(必須)

Claude Code を動かすには Git というツールが必要です。 まず Git がインストールされているか確認しましょう。

git --version

バージョン番号(例: git version 2.47.1.windows.1)が表示されれば、すでにインストール済みです。次のステップへ進んでください。

「見つかりません」と言われた場合: 以下のコマンドでインストールしてください。

winget install --id Git.Git -e --source winget

winget は Windows に入っている「アプリストア」のコマンド版です。Microsoft公式なので安心して使えます。

インストールが完了したら、ターミナルを一度閉じて開き直してから、もう一度 git --version で確認してください。


Claude Code をインストールする

https://code.claude.com/docs/ja/setup

手順(3ステップだけ!)

ステップ 1:下の1行をコピーして、ターミナルに貼り付けて Enter

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

貼り付け方: この1行を選択して Ctrl + C でコピー → ターミナル上で 右クリック するだけで貼り付けられます。貼り付けたら Enter キーを押してください。

画面に英語の文字がたくさん流れますが、正常な動作です。 完了するまで1〜3分ほど待ちましょう。

ステップ 2:ターミナルを一度閉じて、もう一度開く

インストールが完了したら、ターミナルを × ボタンで閉じて ください。 そしてもう一度「管理者として実行」で開き直します。

なぜ開き直すの?:インストールで追加された設定を読み込むためです。スマホのアプリ更新後に再起動するのと同じです。

ステップ 3:動作確認

新しく開いたターミナルで、以下を入力して Enter:

claude --version

バージョン番号(例: 2.3.0)が表示されたら成功です!


うまくいかないときは(あせらなくて大丈夫!)

インストールはPC環境によってスムーズにいかないこともあります。 以下の「困りごと」から自分の状況に近いものを探してください。


まず最初に:自分の Windows ユーザー名を確認しよう

この先の手順では kento.takemae_minedi のようなユーザー名を自分のものに置き換える場面が何度もあります。 まず自分のユーザー名を確認しておきましょう。

ターミナルに以下を貼り付けて Enter:

$env:USERNAME

表示された文字列があなたのユーザー名です。例:

kento.takemae_minedi

メモしておくと便利です! この先のコマンドでパスを書き換える際にすぐ使えます。

念のため、フォルダが実際に存在するかも確認できます:

Test-Path "C:\Users\$env:USERNAME"

True と表示されれば OK です。


困りごと 1:claude と入力しても「見つかりません」と言われる

こんなメッセージが出た場合:

claude : The term 'claude' is not recognized ...

これは何? → Claude Code 自体はインストールできたのに、PCが「claudeはどこにあるの?」と迷子になっている状態です。「道案内」の設定(PATHといいます)が足りないだけなので、すぐ直せます。

対処法(順番に試してください):

まず試すこと:ターミナルを閉じて、開き直す

これだけで直ることが多いです。閉じてから新しいターミナルを「管理者として実行」で開いて、claude --version を試してください。

それでもダメなら:道案内を手動で設定する

以下の3行を1行ずつターミナルに貼り付けて Enter してください。

$oldPath = [Environment]::GetEnvironmentVariable("Path", "User")
$newPath = $oldPath + ";C:\Users\kento.takemae_minedi\.local\bin"
[Environment]::SetEnvironmentVariable("Path", $newPath, "User")

kento.takemae_minedi の部分は自分のWindowsユーザー名に置き換えてください。

設定したら、PowerShell を全て閉じて新しく開き直してください(最重要!)。 環境変数の変更は、新しく開いたウィンドウから有効になります。

新しく開いたターミナルで確認:

claude --version

それでもまだ認識されない場合:フルパスで直接実行してみる

パスの設定がうまく反映されていない可能性があります。以下のようにフルパスで直接実行してエラー内容が変わるか確認してください:

C:\Users\kento.takemae_minedi\.local\bin\claude.exe

これで起動できれば、claude 自体はインストールできています。パスの設定を見直すか、毎回フルパスで起動してください。


困りごと 2:Git Bash が見つからないと言われる

こんなメッセージが出た場合:

Git Bash not found. Please set CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH ...

これは何? → 会社管理のPCでは Git が通常と違う場所(ユーザーフォルダの奥深く)にインストールされることがあります。Claude Code が Git Bash(Git に付属する bash.exe)を見つけられず、エラーになっている状態です。

よくあるパスの例:

C:\Users\kento.takemae_minedi\AppData\Local\Programs\Git\bin\bash.exe

kento.takemae_minedi の部分は人によって違います(自分のWindowsユーザー名になります)。

対処法:自動で検出して設定する(おすすめ)

以下のコマンドをターミナルに貼り付けて Enter してください。自動的に bash.exe を探して設定します。

$found = $null; foreach ($p in @("$env:LOCALAPPDATA\Programs\Git\bin\bash.exe", "C:\Program Files\Git\bin\bash.exe", "C:\Program Files (x86)\Git\bin\bash.exe")) { if (Test-Path $p) { $found = $p; break } }; if (-not $found) { $found = (where.exe bash.exe 2>$null | Select-Object -First 1) }; if ($found) { $env:CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH = $found; [Environment]::SetEnvironmentVariable("CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH", $found, "User"); Write-Host "OK! 設定しました: $found" } else { Write-Host "bash.exe が見つかりません。下の手動手順を試してください" }

設定後、ターミナルを閉じて開き直してから claude を起動してください。

何をしているの? → PC内の一般的な場所から bash.exe を探し出して、次回以降も自動で使えるよう永続的に記憶させています。

自動検出で見つからなかった場合:手動で探す

まず、Git がどこにインストールされているか調べます:

Get-Command git | Select-Object -ExpandProperty Source

例えば以下のような結果が出ます:

C:\Users\kento.takemae_minedi\AppData\Local\Programs\Git\cmd\git.exe

この結果の cmd\git.exe 部分を bin\bash.exe に置き換えたパスが必要です。 上の例なら:

C:\Users\kento.takemae_minedi\AppData\Local\Programs\Git\bin\bash.exe

このパスを使って、以下の2行を実行してください(パスは自分の結果に合わせて置き換えてください):

$env:CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH = "C:\Users\kento.takemae_minedi\AppData\Local\Programs\Git\bin\bash.exe"
[Environment]::SetEnvironmentVariable("CLAUDE_CODE_GIT_BASH_PATH", "C:\Users\kento.takemae_minedi\AppData\Local\Programs\Git\bin\bash.exe", "User")

1行目 は今開いているターミナルですぐ使えるようにする設定、2行目 は次回以降も自動で使えるよう永続的に保存する設定です。両方実行してください。

設定後、ターミナルを閉じて開き直してから claude を起動してください。


困りごと 3:「スクリプトの実行が無効です」というエラーが出た

こんなメッセージが出た場合:

Running scripts is disabled on this system.

これは何? → 会社のPCではセキュリティのため、外部のプログラムを簡単に動かせない設定になっていることがあります。

対処法: 以下の1行をターミナルに貼り付けて Enter してから、もう一度インストールコマンドをやり直してください。

Set-ExecutionPolicy -ExecutionPolicy RemoteSigned -Scope CurrentUser

「変更しますか?」と聞かれたら Y を入力して Enter してください。

その後、もう一度インストールコマンドを実行:

irm https://claude.ai/install.ps1 | iex

困りごと 4:インストールが途中で止まる / 時間がかかりすぎる

これは何? → 会社のネットワーク(プロキシやファイアウォール)がインストールを邪魔している可能性があります。

対処法: 別の方法でインストールできます。以下を貼り付けて Enter してください。

winget install --id Anthropic.ClaudeCode

winget は Windows に入っている「アプリストア」のコマンド版です。Microsoft公式なので安心して使えます。

winget も動かない場合トラブルシューティング を参照するか、周囲の詳しい方に相談してください。


困りごと 5:黒い画面が一瞬だけ出て消えてしまう

これは何? → 古いバージョンで起きることがある既知の問題です。

対処法: 以下を実行してアップデートしてください。

winget upgrade Anthropic.ClaudeCode

どれにも当てはまらない / 何をしていいかわからない

エラー画面のスクリーンショットを撮っておくと、問題解決がスムーズです。

詳しい対処法 → トラブルシューティング


ログイン(認証)する

インストールができたら、Claude Code にログインします。

手順

ステップ 1:Claude Code を起動する

ターミナルで以下を入力して Enter:

claude

ステップ 2:ログイン方法を選ぶ

画面に選択肢が表示されます。

サブスクリプション(Pro / Max)の利用を強くおすすめします。 サブスクリプションなら月額固定なので、ハッカソン中に安心して思いきり使えます。 API Key は従量課金のため、使い方次第で予期せぬ高額請求が発生するおそれがあります。特にハッカソンのように短時間で大量にリクエストを送る場面では、想定外の金額になりやすいのでご注意ください。

プラン月額Claude Codeおすすめ度
Pro$20利用可(Proの利用枠内)おすすめ
Max 5x$100利用可(Proの5倍の枠)ヘビーユーザー向け
Max 20x$200利用可(Proの20倍の枠)ヘビーユーザー向け
API Key従量課金利用可費用に要注意
  • Pro / Max(おすすめ) → 選択するとブラウザが自動で開きます。画面の案内に従ってログインしてください。
  • API Key → 取得済みのAPIキー文字列を使います。従量課金のため、利用量に応じた請求が発生します。Anthropic Consoleで費用上限(Usage Limit)を事前に設定することを強く推奨します。

ステップ 3:ログインできたか確認する

ログインが成功すると、Claude Code の入力画面が表示されます。 > マークが出て入力待ちになっていれば OK です!


ログインで困ったら

ブラウザが自動で開かない場合:

ターミナルにURLが表示されているはずです。c キーを押すとURLがコピーされるので、ブラウザに貼り付けてアクセスしてください。

「OAuth error」と表示される場合:

認証情報をリセットしてやり直します。以下の2行を実行してから、再度 claude を起動してください。

Remove-Item -Path "$env:USERPROFILE\.claude" -Recurse -Force -ErrorAction SilentlyContinue
Remove-Item -Path "$env:USERPROFILE\.claude.json" -Force -ErrorAction SilentlyContinue

何をやってもログインできない場合:

APIキー方式に切り替えることもできます。ただし API Key は従量課金のため、利用量に応じて予期せぬ金額が請求される可能性があります。 可能な限りサブスクリプション(Pro / Max)でのログインを試みてください。

やむを得ずAPIキーを使う場合は、事前に Anthropic Console で費用上限(Usage Limit)を設定してから、以下のように入力してください。

$env:ANTHROPIC_API_KEY = "ここにAPIキーを貼る"
claude

最終チェック

以下のコマンドで環境全体をチェックできます:

claude doctor

問題がなければ緑色の表示が出ます。赤色の項目がある場合は トラブルシューティング を参照してください。

ここまでできたら準備完了です! 次のウォームアップに進みましょう。