番外編: 開発環境セットアップ
プログラミング言語の環境構築は、初心者がつまずく最大のハードルです。 Claude Code なら 「○○をセットアップして」 と伝えるだけで、インストールから動作確認まで全自動で進めてくれます。
このLabでは、代表的なプログラミング言語の環境を Claude Code でセットアップする体験をします。
所要時間: 1言語あたり約5〜10分
準備
ウォームアップで作った hackathon フォルダで Claude Code を起動します。
cd ~\Desktop\hackathon
claude
> マークが出たら準備完了です。
Python のセットアップ
データ分析、Excel操作、業務自動化で最も使われる言語です。
Claude Code への指示
このPCでPythonが使えるかチェックしてください。
入っていなければインストールして、動作確認まで行ってください。
確認用に「Hello from Python!」と表示する簡単なスクリプトを作って実行してください。
Claude Code がやってくれること
python --versionでPythonがインストール済みか確認- 未インストールの場合 → インストール方法を案内し、実行を手伝ってくれる
hello.pyのようなテストファイルを作成- スクリプトを実行して動作確認
- よく使うライブラリ(pip)が使えるかも確認
さらに一歩進める
PythonでExcelファイルを扱うための環境も整えてください。
openpyxlとpandasをインストールして、
サンプルのExcelファイルを読み書きするテストスクリプトで動作確認してください。
ポイント: 「ライブラリ」という言葉を知らなくても、「Excelを扱いたい」と伝えるだけで必要なものを判断してインストールしてくれます。
Node.js のセットアップ
Webアプリやダッシュボードを作るときに使う言語(JavaScript の実行環境)です。
Claude Code への指示
このPCでNode.jsが使えるかチェックしてください。
入っていなければインストールして、動作確認まで行ってください。
確認用に「Hello from Node.js!」と表示するスクリプトを作って実行してください。
Claude Code がやってくれること
node --versionとnpm --versionで確認- 未インストールの場合 → インストーラーのダウンロードと手順を案内
- テストスクリプトを作成・実行
- パッケージマネージャー(npm)の動作確認
さらに一歩進める
Node.jsで簡単なWebサーバーを立てるデモを作ってください。
ブラウザで http://localhost:3000 にアクセスすると
「セットアップ成功!」と表示されるようにしてください。
Ruby のセットアップ
読みやすい文法が特徴の言語。テキスト処理やスクリプト自動化に便利です。
Claude Code への指示
このPCでRubyが使えるかチェックしてください。
入っていなければインストールして、動作確認まで行ってください。
確認用に「Hello from Ruby!」と表示するスクリプトを作って実行してください。
さらに一歩進める
Rubyでこのフォルダ内のファイル名を一覧表示するスクリプトを作ってください。
ファイルサイズと更新日時も一緒に表示してください。
Go(Golang)のセットアップ
高速でシンプルな言語。CLIツールやサーバー系の処理に向いています。
Claude Code への指示
このPCでGo言語が使えるかチェックしてください。
入っていなければインストールして、動作確認まで行ってください。
確認用に「Hello from Go!」と表示するプログラムを作って実行してください。
さらに一歩進める
GoでシンプルなCLIツールを作ってください。
コマンドライン引数で名前を渡すと「こんにちは、○○さん!」と表示するツールです。
ビルドして実行ファイルも作ってください。
Rust のセットアップ
安全性と高速性を両立する言語。システムプログラミングで注目されています。
Claude Code への指示
このPCでRustが使えるかチェックしてください。
入っていなければインストールして、動作確認まで行ってください。
確認用に「Hello from Rust!」と表示するプログラムを作って実行してください。
さらに一歩進める
Rustでテキストファイルの行数・単語数・文字数をカウントするCLIツールを作ってください。
引数でファイルパスを渡して使えるようにしてください。
Java のセットアップ
エンタープライズシステムで広く使われる言語です。
Claude Code への指示
このPCでJavaが使えるかチェックしてください。
入っていなければインストールして、動作確認まで行ってください。
確認用に「Hello from Java!」と表示するプログラムを作って、
コンパイルと実行まで行ってください。
さらに一歩進める
Javaで簡単なCSV読み込みプログラムを作ってください。
このフォルダにあるCSVファイルを読み込んで、
内容をテーブル形式でターミナルに表示するものにしてください。
好きな言語を試してみよう
上記以外でも、Claude Code は多くの言語に対応しています。こんな指示を出すだけです。
○○(言語名)の開発環境をセットアップしてください。
インストール、動作確認、サンプルプログラムの作成と実行までお願いします。
対応例:
| 言語 | 得意分野 |
|---|---|
| TypeScript | 型安全なWebアプリ開発 |
| C# | Windows アプリ、Unity ゲーム開発 |
| PHP | Webサイトのバックエンド |
| Swift | macOS / iOS アプリ開発 |
| Kotlin | Android アプリ、サーバーサイド |
| Zig | 高性能システムプログラミング |
この体験のポイント
従来の環境構築
- 公式サイトを探す
- ダウンロードページを見つける
- OS に合ったインストーラーを選ぶ
- インストールする
- 環境変数(PATH)を設定する ← ここで詰まる人が多い
- ターミナルを再起動する
- バージョン確認コマンドを調べて実行する
- サンプルコードを調べて書く
- 実行方法を調べて実行する
→ 初心者だと1〜3時間、下手すると丸1日かかる
Claude Code なら
- 「○○をセットアップして」と伝える
yを何回か押す- 完了
→ 5〜10分
プログラミング言語の学習で一番つまらないのが「環境構築」です。Claude Code を使えば、その退屈な作業を飛ばして すぐにプログラミングの面白い部分 に入れます。
うまくいかないときは
| こんなとき | やること |
|---|---|
| 「管理者権限が必要です」と表示される | ターミナルを「管理者として実行」で開き直して、Claude Code を再起動してください |
| インストールに時間がかかる | 言語によっては数分かかることがあります。そのまま待ってください |
| PATHが通らない | 「PATHの設定を確認して、必要なら修正してください」と Claude Code に伝えてください |
| バージョンが古いと言われる | 「最新バージョンにアップデートしてください」と伝えてください |
| 既にインストール済みだった | Claude Code が自動で検知して「既にインストールされています」と教えてくれます |
困ったときは → 参加者向け Q&A
トラブル発生時 → トラブルシューティング