ユースケースデモ
業務に合わせて、以下から 2〜3個 を試してみましょう。
デモ共通の前提: hackathon フォルダ内で Claude Code を起動した状態で進めます。
ユースケースA: ファイル整理・リネーム
想定シーン: ダウンロードフォルダに溜まった大量のファイルを整理したい
デモの流れ
ステップ 1:サンプルファイルを作ってもらう
このフォルダに「散らかったフォルダ」のデモ用として、
以下のダミーファイルを20個作ってください:
- 報告書_XX.docx (5個、XXは日付風)
- 請求書_YY.xlsx (5個)
- 写真_ZZ.png (5個、0バイトでOK)
- 議事録_WW.txt (5個)
ファイル名の日付部分はバラバラにしてください。
ステップ 2:整理を指示する
このフォルダ内のファイルを以下のルールで整理してください:
1. 拡張子別にサブフォルダに仕分け(Word/Excel/画像/テキスト)
2. 各サブフォルダ内のファイルを日付順にソート(ファイル名に連番を振り直す)
3. 整理結果の一覧表をCSVで出力
Wow ポイント: 20個のファイルが一瞬で仕分け完了。100個でも同じ速度。手作業なら30分以上かかる作業。
深掘り: 「整理結果のCSVを見て、画像ファイルだけファイル名の先頭に “img_” を付けてください」など、追加指示で段階的に条件を足せることを見せる。
ユースケースB: 複数のExcelからデータ集約
想定シーン: 各部署から届いた月次報告Excelを1つにまとめたい
デモの流れ
ステップ 1:サンプルExcelを生成
「月次報告」のデモ用として、以下の3つのExcelファイルを作成してください:
- 営業部_月次報告.xlsx: 顧客名、売上金額、契約日(10行のダミーデータ)
- マーケ部_月次報告.xlsx: キャンペーン名、費用、リード数(8行のダミーデータ)
- 開発部_月次報告.xlsx: プロジェクト名、進捗率、担当者(6行のダミーデータ)
各ファイルにはヘッダー行をつけ、それぞれ異なるカラム構成にしてください。
ステップ 2:集約を指示
今作った3つのExcelファイルをすべて読み込んで、
以下の形式で「全社サマリー.xlsx」を新しく作成してください:
- シート1「営業部」: 売上金額の大きい順にソート、合計行を追加
- シート2「マーケ部」: 費用対効果(リード数÷費用)の列を追加して降順ソート
- シート3「開発部」: 進捗率80%未満のプロジェクトだけ抽出
- シート4「エグゼクティブサマリー」: 各部署の主要KPIを1枚にまとめた表
Wow ポイント: 異なる構成の複数Excelを横断的に読み取り、計算列の追加やフィルタリングまで一発で実行。
深掘り: 「エグゼクティブサマリーシートをMarkdownの報告書としても出力してください。社内メールに貼れる形式で。」
ユースケースC: 議事録から構造化データの抽出
想定シーン: 過去1ヶ月の議事録からアクションアイテムと期限を拾い出したい
デモの流れ
ステップ 1:リアルな議事録サンプルを生成
以下の3つの会議議事録をテキストファイルとして作成してください。
リアルな社内会議のように、話の脱線や決定事項が文中に埋もれた自然な文体にしてください:
1. 「新製品ローンチ会議_0115.txt」 - 参加者4名、マーケ施策の議論、3つの決定事項と期限
2. 「クレーム対応方針会議_0122.txt」 - 参加者3名、顧客対応の議論、2つのアクションアイテム
3. 「四半期レビュー_0129.txt」 - 参加者5名、数値報告と次四半期の方針、4つのTODO
それぞれ800〜1200文字程度で、決定事項が文章の中に自然に混ざっている形にしてください。
ステップ 2:情報抽出を指示
このフォルダ内のすべての議事録テキストを読み込んで、以下を作成してください:
1. 「アクションアイテム一覧.xlsx」
- 列: 会議名、決定事項/TODO、担当者、期限、優先度(高/中/低を文脈から推定)
- 期限順にソート
2. 「月次会議サマリー.md」
- 各会議の概要を3行以内で要約
- 全会議を通じた主要テーマを3つ抽出
- 未解決の課題リスト
Wow ポイント: 自然な文章の中に埋もれた情報を正確に拾い出す。AIが文脈を読む能力の実演。
深掘り: 「このサマリーを元に、上司に送る1分で読める報告メール文面を作成してください」
ユースケースD: データ分析 → インサイト → レポート生成
想定シーン: 売上CSVデータから経営会議用の分析レポートを作りたい
デモの流れ
ステップ 1:リアルな売上データを生成
以下の仕様で売上データのCSVファイル「sales_data_2024.csv」を作成してください:
- 列: 日付、顧客名、商品カテゴリ、商品名、数量、単価、合計金額、地域、担当者
- 200行のダミーデータ
- 期間: 2024年1月〜12月
- 顧客名は20社程度(リピーターあり)
- 商品カテゴリ: ソフトウェア/ハードウェア/サービス/コンサル
- 地域: 東京/大阪/名古屋/福岡
- 季節変動や特定顧客への偏りなど、リアルなパターンを入れてください
ステップ 2:分析を段階的に指示
まず概要分析:
sales_data_2024.csvを分析して、以下の内容を含む
「売上分析レポート.md」を作成してください:
1. エグゼクティブサマリー(3行)
2. 月別売上推移(表)と前月比成長率
3. 商品カテゴリ別の売上構成比
4. 地域別の売上比較
5. 顧客別売上ランキングTOP10
6. 担当者別パフォーマンス比較
次に深掘り分析:
さらに以下の分析を追加してください:
1. 売上が最も伸びた月と落ちた月の要因分析(どのカテゴリ・地域が影響したか)
2. リピート率の高い顧客TOP5とその特徴
3. 「この会社が注力すべき3つのアクション」を提言としてまとめてください
Wow ポイント: 200行のデータから多角的な分析、さらにAI独自の「提言」まで出てくる。Excelのピボットテーブルでは出せない付加価値。
深掘り: 「この分析レポートをPowerPoint形式のプレゼン資料に変換してください。スライド10枚程度で。」
ユースケースE: 定型ドキュメントの一括生成
想定シーン: 顧客リストから個別のお礼状・提案書を一括で作りたい
デモの流れ
ステップ 1:テンプレートと顧客データを準備
以下の2ファイルを作成してください:
1. 「顧客リスト.csv」
- 列: 会社名、担当者名、役職、直近取引金額、取引商品、関係性メモ
- 8社分のダミーデータ(取引金額や商品がバラバラになるように)
2. 「お礼状テンプレート.txt」
- ビジネスレターの基本構成(拝啓〜敬具)
- 差し込みポイントを {会社名} {担当者名} のようにプレースホルダーで記載
- 取引金額に応じて文面の丁寧さが変わる指示を含める
ステップ 2:一括生成を指示
顧客リスト.csvの全顧客に対して、お礼状テンプレート.txtを基に
個別のお礼状をWord形式で一括生成してください。
以下の条件を適用してください:
- 取引金額500万円以上: VIPトーンで、特別な感謝の文言と次回お会いしたい旨を追加
- 取引金額100万〜500万円: 標準トーン
- 取引金額100万円未満: カジュアル寄りのトーンで、追加提案の文を含める
- 各顧客の「関係性メモ」を参考に、1文だけパーソナライズされた文を挿入
- ファイル名は「お礼状_{会社名}_{日付}.docx」
Wow ポイント: 単なる差し込み印刷ではなく、条件分岐とパーソナライズをAIが判断して生成する。Wordの差し込み印刷では絶対にできない。
深掘り: 「生成した8通のお礼状を一覧にして、各社へのトーンとパーソナライズ内容が適切か確認するチェックリストを作ってください」
ユースケースF: 競合調査レポートの構造化
想定シーン: テキストで書き溜めた競合メモを、フレームワークに沿ったレポートにしたい
デモの流れ
ステップ 1:散らかった競合メモを再現
以下の3つの「競合メモ」テキストファイルを作成してください。
営業担当が雑に書き留めた体裁で、フォーマットはバラバラにしてください:
1. 「メモ_競合A社.txt」 - 価格情報、営業の人から聞いた話、展示会で見た新製品の印象
2. 「メモ_競合B社.txt」 - Webサイトから拾った情報、顧客からの乗り換え相談の内容
3. 「メモ_競合C社.txt」 - 決算資料の数字、採用情報から推測した戦略、噂ベースの話
それぞれ500〜800文字、構造化されていないメモ書き風にしてください。
ステップ 2:構造化を指示
3つの競合メモを全て読み込んで、以下のフレームワークで
「競合分析レポート.xlsx」を作成してください:
シート1「競合比較マトリクス」
- 行: 競合A社/B社/C社/自社
- 列: 価格帯、主力製品、強み、弱み、直近の動き、脅威レベル(高/中/低)
シート2「SWOT分析」
- 自社視点のSWOT(メモの内容から競合の動きを踏まえて推定)
シート3「情報の確度」
- 各情報について「確定事実/推定/噂」のラベル付けと情報ソース
さらに「競合分析サマリー.md」として:
- 経営層向けの1ページサマリー
- 「自社が今すぐ取るべきアクション3つ」の提言
Wow ポイント: バラバラの雑メモが一瞬で構造化されたフレームワークに変換。情報の確度ラベリングまでAIが自動判定。
ユースケースG: 日報・週報の自動ドラフト
想定シーン: 日々のメモや作業ログから週報を自動生成したい
デモの流れ
以下の5日分の日報メモをテキストファイルとして作成してください。
それぞれ箇条書き3〜5行の雑なメモ(「〇〇やった」「△△の件で□□さんと話した」レベル):
- 月曜.txt 〜 金曜.txt
作成後、この5つの日報メモから以下を生成してください:
1. 「週報_今週.md」 - 成果・進捗・課題を整理した上司提出用の週報
2. 「来週TODO.md」 - 今週の内容から推定される来週のアクションリスト
Wow ポイント: 雑なメモから上司に出せる品質の週報が30秒で完成。毎週金曜の30分が節約できる。
デモ全体のまとめ
| ユースケース | 手作業の場合 | Claude Codeの場合 |
|---|---|---|
| ファイル整理 | 30分〜1時間 | 数十秒 |
| Excel集約 | 1〜2時間 | 1〜2分 |
| 議事録整理 | 1時間以上 | 1〜2分 |
| データ分析 | 半日〜1日 | 3〜5分 |
| ドキュメント一括生成 | 2〜3時間 | 2〜3分 |
| 競合レポート構造化 | 半日 | 3〜5分 |
| 週報作成 | 30分/週 | 30秒 |
重要: これらはすべて「日本語で指示するだけ」で実行できます。コードを書く必要はありません。