ウォームアップ体験
ここでは Claude Code に最初の仕事をお願いしてみます。 「本当にこれだけで動くの?」を実感するための体験です。
ステップ 1:作業用フォルダを準備する
今日の作業ファイルを置くフォルダを、デスクトップに作ります。
方法A:マウスで作る(おすすめ)
- デスクトップの何もないところで 右クリック
- 「新規作成」→「フォルダー」を選択
- 名前を hackathon にする
方法B:ターミナルで作る
ターミナルに以下を貼り付けて Enter してください。
mkdir ~\Desktop\hackathon
~(チルダ)は「自分のホームフォルダ」を表す記号です。上のコマンドは「デスクトップに hackathon フォルダを作って」という意味になります。
ステップ 2:そのフォルダでClaude Codeを起動する
作ったフォルダの中で Claude Code を動かします。 以下の2行を 1行ずつ ターミナルに貼り付けて Enter してください。
cd ~\Desktop\hackathon
claude
cdは「移動する」コマンドです。ターミナルの表示が...\Desktop\hackathon>に変わっていればOKです。
少し待つと、Claude Code の画面になります。
> マークが出て入力待ちの状態になったら準備完了です。
ステップ 3:「許可」の仕組みを理解する
Claude Code はあなたのパソコン上でファイルの作成やコマンドの実行を行います。 そのため、何をするにもあなたの「許可」が必要 です。ここがとても大事なポイントなので、先に説明します。
許可が必要な場面
Claude Code を使っていると、以下のような確認メッセージが表示されます。
╭──────────────────────────────────────────╮
│ Claude wants to write to │
│ 自己紹介.txt │
│ │
│ Allow? (y/n) │
╰──────────────────────────────────────────╯
╭──────────────────────────────────────────╮
│ Claude wants to execute │
│ pip install openpyxl │
│ │
│ Allow? (y/n) │
╰──────────────────────────────────────────╯
こんなメッセージが出たら:
| キー | 動作 |
|---|---|
y → Enter | 許可する — Claude Code がその操作を実行します |
n → Enter | 拒否する — その操作はスキップされます |
ハンズオン中は基本的に
yを押して大丈夫です。 Claude Code が何をしようとしているかは画面に表示されるので、内容を確認してから許可してください。
よく出る許可の種類
| 許可の種類 | 表示例 | 意味 |
|---|---|---|
| ファイル作成・編集 | Write to 自己紹介.txt | 新しいファイルを作る / 既存ファイルを書き換える |
| コマンド実行 | Execute: pip install ... | ターミナルのコマンドを実行する |
| ファイル読み取り | (自動で許可されます) | ファイルの中身を読むだけなので許可不要 |
「許可が多すぎる」と思ったら
後のハンズオンでは、1つの指示で複数のファイルを作ったりコマンドを何回も実行したりするため、許可の確認が何度も出る ことがあります。
そんなときは、許可画面で a(Accept All) を選ぶと、同じ種類の操作をまとめて許可できます。
| キー | 動作 |
|---|---|
y | この操作だけ許可(1回限り) |
a | このセッション中、同じ種類の操作をすべて許可 |
n | この操作を拒否 |
安心してください: Claude Code はあなたの許可なしに勝手にファイルを消したり、外部にデータを送ったりすることはありません。許可の仕組みはあなたを守るための安全装置です。
うっかり n を押してしまったら
間違えて拒否してしまっても大丈夫です。もう一度同じ指示を出せば、Claude Code がやり直してくれます。 「さっきの操作をもう一度やってください」と日本語で伝えてもOKです。
ステップ 4:日本語で指示を出してみよう
それでは実際に Claude Code に仕事をお願いしてみましょう。
> の後ろに、以下のような文章をそのまま入力して Enter を押してください。
この作業フォルダに自己紹介テキストを作成してください。
名前、部署、今日のハッカソンで自動化したいことを書いてください。
名前は「テスト太郎」、部署は「営業部」としてください。
ポイント: コマンドではなく 普通の日本語 で大丈夫です。同僚にお願いするように書いてください。
ステップ 5:Claude Code の動きを見てみよう
Enter を押すと、Claude Code が考えはじめます。以下のような流れになります。
1. 計画を見せてくれる
Claude Code は いきなり作業を始めません。 まず「こういうファイルを作ろうと思います」と計画を見せてくれます。
AIが何をしようとしているか、事前に確認できるので安心です。
2. 許可を求めてくる
ステップ 3 で説明した 許可の確認 が表示されます。
「ファイルを作成してもいいですか?」のような内容を確認して、y → Enter で許可してください。
勝手にファイルが作られたり消されたりすることはありません。必ずあなたの許可が必要です。
3. ファイルが作成される
許可すると、Claude Code がファイルを作成します。
デスクトップの hackathon フォルダを開いてみてください。テキストファイルが出来ているはずです!
ステップ 6:会話を続けてみよう
ファイルが作成されたら、続けて以下のように指示してみてください。
今作ったファイルの内容を、もっと丁寧なビジネス文書風にリライトしてください。
箇条書きも追加してください。
Claude Code は 前の会話の内容を覚えています。「今作ったファイル」と言えば、どのファイルのことか理解してくれます。
さらにこんな指示も試してみましょう:
このフォルダに「議事メモ.txt」を新しく作って、
今日の日付、参加者3名、決定事項3つ、次回アクション2つを
サンプルとして入れてください。
1回の指示で複数の情報を盛り込んだファイルを作れることが確認できます。
うまくいかないときは
| こんなとき | やること |
|---|---|
| 何も反応しない | 少し待ってみてください(最初は数秒かかることがあります) |
| エラーっぽい英語が出た | Esc キーを押して一度止めてください。Q&A も参考にしてください |
| 入力を間違えた | Esc キーで止めてから、もう一度入力し直せば大丈夫です |
| 元の状態に戻したい | 「今の作業を取り消してください」と日本語で入力すれば対応してくれます |
ここまでのまとめ
今の体験で、以下のことが確認できました:
- 日本語で指示するだけ でファイルが作れる
- Claude Code は 事前に計画を見せてくれる
- 許可しないと実行されない ので安全(
y/n/aで制御) - 前の会話を覚えている ので、続けて指示を出せる
- 間違えても やり直し・取り消しができる
この感覚をつかめたら、次はもっと実用的なデモに進みます!
困ったときは → 参加者向け Q&A